スピードが上がれば視野が狭くなる。
これは、車の運転だけではなく、社会の変化にも当てはまることだと思う。
要は、先を急ぎ過ぎると周りが見えなくなり、様々な歪みを生んでしまうということだ。
スピードに乗れないことがまるで悪かのような風潮も気になるところ。
スピードをあげるということは、危険に晒されるリスクも同時に高まる。
今の時代、それに気づいていない人があまりにも多いような気がしてならない。
もちろん、スピードをより求めなければならないことも今の社会にはたくさんある。
しかし、全てではない。
全てが変化、改革とスピードばかりが上がれば、それこそ、世の中のバランスが崩れでしまうと思う。
スピードは少しゆっくりでも、周りに眼を向けられる余裕を持ちたいものだ。
(2015年5月1日)