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価値

音楽を仕事にしていることもあり、楽譜というものは必要なアイテム?だ。

楽譜はコピーで持つものではない、当たり前のことだけど。しかし、欲しくてもなかなか手に入らないものもある。手に入れようとしても、時間やお金(当たり前)もかかる。ただ、それだけの価値があるもの、そう思うようにしている。

簡単に手に入るものこそ簡単に手放してしまうものだ

最近は、IMSLPのサイトからパブリックドメインとなった楽曲や楽譜を簡単に手に入れることができる。それはそれで有難いのだが、実は何でもかんでも簡単に手に入ることに抵抗を感じたりもする。

もちろん、物の価値というのは値段ではなく人それぞれの価値観によるものだから、他の方々のことをどうこう言うつもりは当然ないのだが、こと音楽について言えば、その楽曲、楽譜が供給されるまでの間、作者や出版社がどれほどの労力と時間をかけているのかを忘れたくない。

「物」のうらにある労力や時間、まぁ音楽に限ったことではないけれど、明らかに労力や時間がかけられてないと思えるようなものに出会うこともまた多い。 その辺は自分(の仕事)にも言い聞かせたいところだ。

(2015年)

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