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今日の広島ウインドオーケストラの演奏会を聴くため、昨日広島入りしたが、広島交響楽団の演奏会があることを知り当日券で鑑賞。広響を生で聴くのは初めてだ。
ミリシェーによるトマジの『トロンボーン協奏曲』を聴けたのはよかった。
オケはいろんな意味で大変だったような気がする。
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広響の演奏会、今回の指揮者は、やりたいことが棒で現れない感じがして…。
指揮に合わせようとすればするほど、それこそ「悲愴」な結果が訪れかねない、などと思ってしまう。指揮者の意図を感じとるにはリハの時間が足らなかったのかな…?
広響、本番では何が起こるか分からない、というスリルをあまり良くない意味で感じてしまったのは事実。奏者の、曲や指揮者への共感というものはステージを見ていれば嫌でも分かるものだが、昨夜は最後まで指揮者への共感は感じられなかったかな、尊敬の念は感じたけど…。
広響、しかしながら、ある種の人間味を感じることができたのは良かった。
ともすれば、正確さや緻密さ、表面上の美しさを追い求めてしまいがちな中、多少の乱れはあってもやはり音楽は人間が生み出すもの、その場でしか聴けない音楽があるのだ、ということを改めて感じたのは収穫。
(2017年5月27日)
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