楽譜の「コピー問題」とは少し性質が違うかもしれないが、20年前のちょうど今頃、課題曲に採用された拙作の楽譜を「演奏してあげるから下さい」と悪びれことなく言ってきた方が数名いた(中には全国大会に出場するようなバンドの指導者も)。当然お断りした。 ※当時、課題曲は3月から発売されていた。
まぁ、「コピー問題」と根っこは同じなのかもしれない… 楽譜にお金をかけたくない、ということか…? それとも、課題曲に関しては、お金払って買うほどのものではないと思われている…?
(年2月12日)
実際に経験した話。
「おたくの団に〇〇の楽譜があったら貸して」
「〇社のレンタル譜だから持っていない。手続きしてレンタルして下さい。」
「それはは知っているけど、急いでるし高いし手続きが…。」
「ちゃんとやりましょうよ。」
「他を当たってみる。」
「…」
電話の主は指導者、かつ校長先生だ…。
創作する者としては、「少々高価であっても楽譜を買いたい」と思っていただける、質の高い、良いものを提供できる努力だけは続けないと、と思う次第。
(2019年2月13日)